toggle
回らない寿司 まぐろやは、シャリ・ネタ・海苔・お茶にこだわり、最幸の食事時を提供します。
2021-09-30

秋茄子は嫁に食わすな!

大将!「秋茄子は嫁に食わすな!」って
どういう意味?
姑さんの意地悪なの?

姑さんの意地悪ではないですね~(笑)

じゃぁ どうして? 

それじゃ!理由を教えますね!


スポンサーリンク

それでは、茄子の特徴と種類・新鮮な
茄子の選び方を書いていきます

茄子は種類が多く特徴も違うので
種類によって調理法が変わります

これを、知れば美味しい秋茄子の
料理が作れますよ♬

茄子の種類と特徴

茄子の木は茎も茄子と同じような濃い紫色をしていて薄い紫の花を咲かせます

形から分類すると卵形・丸形・長形と
わけられ、これが細分化されています

茄子はビタミンやミネラルはそんなに多くなく,三大栄養素の含有量もすくないのが特徴

低カロリーでまさに、女性にピッタリなダイエット食品なんです!

代表的な茄子の品種

  • 千両茄子(せんりょうなす)
  • 長茄子(ながなす)
  • 大長茄子(おおながなす)
  • 丸茄子(まるなす)
  • 小茄子(こなす)
  • 米茄子(べいなす)
  • 細長茄子(ほそながなす)
  • 広陵サラダ茄子(こうりょうさらだなす)
  • サファイアなす
  • ばってんなす

(参照先 旬の食材百貨)
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/nasu_naga.htm

一番ポピュラーなのが「中長なす」
長さが12cm~15cmで日本全国で栽培されハウス栽培が多いく、ほどよい柔らささと
扱いやすい大きさで、調理方法を選びません

代表的なのが岡山の「千両なす」
品質日本一で有名です

特徴は加熱すると、果肉がトロトロに
なります

調理方法は

  • お出しを含ませる和食全般
  • 焼きなす
  • 味噌煮込み

次に、「丸茄子」有名なのが
京都の賀茂なす・奈良の大和なす
大きいものは10cm以上と大きく
一口サイズの丸なすもあります

調理方法

  • 田楽
  • 揚げ物
  • 煮物
  • ステーキ

宮崎などで有名な「長なす」
秋田・岩手や大阪府などがおもな産地です
柔らかな肉質が特徴で、焼き茄子に適しています

調理方法

  • 焼きなす
  • 浅漬

最後は、「小茄子」
小茄子は8㎝の大きさの茄子を言います
山形県が主な産地で
民田茄子・薄皮丸こなす・梵天丸こなすが有名

調理方法

  • 浅漬け
  • 辛子漬け
  • 茶筅茄子(ちゃせんなす)
  • 天ぷら

小茄子は乾燥しやすく
保存する場合は1個づつラップでくるんで冷蔵庫の野菜室にいれておきましょう

茄子は特徴を知れば
料理方法も色々とアレンジできます
和・洋・中華とわず使いやすい食材です
料理のレパートリーも増えますので
チャレンジしてください

茄子の選び方

  • 表面がなめらかで傷がない
  • つややかな光沢のあるもの
  • ヘタの切り口がみずみずしいもの
  • がくの部分についていいるトゲが痛々しいもの
  • 表皮の紫紺色が薄いものは日光不足

なすの旬は7月から8月

なすは今では、全国各地で栽培され、
ハウス栽培も盛んなので

産地を変えて一年中ありますが

基本的に「なす」は夏野菜になります

旬の夏に収穫された「なす」は、
みずみずしいですし

歯触りもよく格別です、

ですが

旬が終わる9月ごろの「なす」は
夏のころの「なす」と比べて
美味しくなります!

その理由は、茄子は育つときに
水分を多く必要とします

夏の暑さは「なす」にとってとても
過酷なんです

暑すぎると、茄子も実をつけることに
精一杯です

なので養分をたっぷりと蓄えた美味しい実をつけることが難しくなります

人間と同じで、「なす」も暑くて
夏バテ状態です

そして、暑い時期は「更新暫定」
(切り戻し)と言って
疲れた枝を短く切り落として、真夏を
乗り切ります

9月に入ると気候も落ち着たころから
新しいフレッシュな枝を伸ばし
涼しくなることで、旨味成分のアミノ酸や糖が増えるので同じ株で2度めの茄子を収穫する事ができます

更新暫定(切り戻し)をしたあと
同じ株での2度目の収穫

これが「秋茄子」です

だから「秋茄子」は美味しくなり、
「秋茄子は嫁に食わすな」とか
言われるんですね

「秋茄子は嫁に食わすな!」は愛情

「秋ナスはよめに食わすな!」は有名な慣用句
(習慣として長く使われてきた言葉)

一説には、「秋には旬を迎え、美味しくなる茄子を嫁なんかに食べさせるのはもったいない」という説もありますが
これは封建的な時代のものと言われています

これはちょっと可哀そうですね

他に有力な説は、茄子の働きにあります

茄子には「からだを冷やす」働きがあります

出産を控えたお嫁さんが茄子を食べて

体を冷やさないようにと
優しいお姑さんの気遣いだと言うものです

また、「秋茄子」は種が少ないので
子宝に恵まれるように、あえて食べさせないというゲン担ぎも、お姑さんの愛情を感じます

やっぱり、「優しいお姑さん説」を信じたいですね

この記事を書いているのは
9月の終わりですが、今は気候が昔とちがい「旬ズレ」(旬の時期が1ヶ月遅れる)がおきています

まだまだ、「秋茄子」は美味しい時期です
茄子の特徴を知って
色々な料理にチャレンジして見てください!

最後に、私が大阪の友人より
頂いたものを紹介します

大阪泉州の「水なす」を使用した「漬物」で
ギフトでは全国的に有名です

「水なすのぬか漬け」「水なす漬け」が
おすすめです!

驚いたのが、すぐ食べたときの味と
一日おいた時の味が違うんです!

すぐ食べても美味しいのですが

開封して1日たってもまた違う美味しさになります

是非食べて見てください!

大阪泉州の「水なすの漬物」

https://amzn.to/3okJQ7d
(アマゾンで購入できます)

今日も最後まで読んでいただきありがとうございます


スポンサーリンク

関連記事